そもそもカミングアウトってなに?
友達や家族に
自分がLGBTだと
カミングアウトしたい。
この記事に辿り着いたあなたは
きっとそう
思っているんじゃないでしょうか?
カミングアウトをしたいのなら
まずは、
カミングアウトについて深く知る
ことから始めてください。
知らずにカミングアウトしようとするのは
真っ暗な海に飛び込むのと
同じくらい怖いし、危険です。
そもそもカミングアウトとは…
クローゼットから出る
coming out of the closetの略
他人に自分の性自認や
性的指向を明らかにする行為を指します。
カミングアウトしていない人を、
「クローゼットにある」
「クローゼットである」
と表現することもあります。
なんでクローゼット???
クローゼットの中が
あなたの心の中
という感覚で考えてみてください。
クローゼットって閉め切っていると
中は真っ暗ですよね。
あなたがLGBTQであることを
カミングアウトしていない状態は
閉め切っている状態であって、
心は真っ暗です。
自分はおかしいのかな?
自分は気持ち悪いのかな?
間違っているのかな?
こういうマイナスの感情は
カミングアウトをしていないから
うまれる感情です。
逆に、
カミングアウトをしていると?
クローゼットを開けている状態で、
心は明るくなりますね。
カミングアウトをすると
マイナスの感情がなくって
自分を認めることができます。
ちょっと待った!!
それって、
カミングアウトされた側が
偏見ない場合だけでしょ!?
はい!その通りです!
偏見がある人だと
逆にマイナスの感情は
大きくなってしまいますよね。
カミングアウトするときって
ものすごく勇気が必要ですよね。
何で勇気が必要なんでしょうか?
批判されたらどうしよう…
引かれたらどうしよう…
虐められたらどうしよう…
広められたらどうしよう…
そんな不安があるからこそ
カミングアウトするときは
勇気が必要になるんです。
じゃあここで1つ質問です。
あなたが
カミングアウトしたいと
思っている相手は
あなたを批判しますか?
あなたを虐めますか?
あなたの事情を
広めるような人ですか?
もしも、この質問の答えがYesなら
カミングアウトしない方がいいです。
どうしてもしたい場合は
いろいろな方法があるので
後々ご説明します。
それでも不安になるよ!
怖いに決まってるじゃん!
と思いますよね。
わかります。
私もそうでした。
そこで、
次回の記事で
カミングアウトされた側の声を
ご紹介します。
カミングアウトされた側って
どう思うの!?
批判とか偏見ってされないの?
カミングアウトしようとしている人が
一番気になる部分だと思います。
私が今まで
カミングアウトしてきた友達の声を
ご紹介します。
お楽しみに☺
専門用語多すぎて分からない…LGBTQ+について徹底解説!
こんにちは!
先日は、LGBTTTQQIAAP+の
LGBTTTQQまでご説明しました!
👇まだ見てない方はこちらから👇
前の記事でも書きましたが、
1つだけお願いがあります。
「自分には関係ないな」
と思っていたとしても、
今から書く内容は、必ず読んでください。
なぜかと言うと
「たくさんの性がある」
ということを知ってもらいたいからです。
それを知ることによって
あなたの安心感にもなります。
理解して欲しい人がいるのなら、
まずはあなたが
LGBTQ+について
深く知ることから始めてください。
さて、
今日は残りの「IAAP+」について
ご説明します!
Intersex
(インターセックス)
➡正式名称は
「DSD(Disorders of Sex Development)」
生まれつき男女どちらの
特徴を持っている人という意味です。
日本では、2000人に1人の子どもが
DSDだと言われています。
Asexual
(アセクシャル)
➡恋愛感情を抱かない人
また、性的に興奮したりしない人
Ally
(アライ)
➡LGBT当事者たちに共感し、
寄り添いたいと思う人
自分自身がLGBTでなくても、
「私はアライです」
と表明しておくことで
当事者たちが安心して相談できたりします。
Pansexual
(パンセクシャル)
➡恋愛対象に性別を気にしていない人
どんな性に対しても同じ様に
性的思考を持つ人
では "+"とは??
+というのは、
まとめたものです。
その5つをご紹介します。
+Agender
(エイジェンダー)
➡どの性別にも属さずに、
性別がないと感じる人
「無性」と言ったりします。
+Gender Queer
➡男女以外のアイデンティティがあると
感じている人
+Bigender
(バイジェンダー)
➡男性と女性
2つの性を行き来する人
+Gender Variant
(ジェンダーバリエント)
➡行動や言動は、
生まれ持った性と異なったことをしているが
恋愛対象や性自認は身体の性と異ならない人
分かりにくいですよね。笑
例えば…
超ボーイッシュな女の子がいたとします。
言葉使いや服装も男性っぽいけど
自分は女性だと思っているし、
恋愛対象も男性の人です。
+Pangender
(パンジェンダー)
➡自分は、すべての性に
該当していると思う人
この5つのジェンダーを
まとめて「+」としています。
「正直、どれも同じじゃない?」
と思いますよね。
しかし、当事者からしたら
まったく別物なんです。
こんなにたくさんの性があるんです。
すごいですね。
そして、こんなにあると分かれば
少し安心してきませんか?
「自分以外にも
悩んでいる人達が
たくさんいるんだな。」
と、思えてきませんか?
不安を消したいのなら、
まずは勉強することが大切です。
これから一緒に
どんどん勉強していきましょう!
カミングアウトってなに?
カミングアウトって勇気いるの?
そういった方へ向けて
ゼロからご説明させていただきます!
・カミングアウトしたいと思っている人
・これからしようと思っている人
・そもそも言葉も知らない人
・カミングアウトすることに
少しだけ興味がある
上記の方は、是非みてください!
LGBTQ+ってそもそもなんなの?自分っていったい何者なのか…?
『LGBTQ+』
最近ではテレビでもよく出てきますね。
最初は「LGBT」だけだったのですが
今では、Qと+まで付きました。
LGBTQ+とは
LGBTTTQQIAAP+の略です。
今日は、LGBTTTQQまで
ご説明しようと思います。
なぜ説明しようと思ったのか…?
カミングアウトしたい!
皆から認めてもらいたい!
もっと自由に暮らしたい!
そう思っているのなら、
まずはLGBTについて
自分が知らないといけないからです。
知らないことは説明できないし、
自分自身のことを知らないのに
相手に自分を知ってもらうことは
できませんよね?
なので、まずは
一緒に勉強していきましょう!!
Lesbian
(レズビアン)
➡女性の同性愛者
自分は女性で、恋愛対象が女性の人
Gay
(ゲイ)
➡男性の同性愛者
自分は男性で、恋愛対象が男性だけの人
Bisexual
(バイセクシャル)
➡両性愛者
男女どちらにも
恋愛感情を抱く人
Transgender
➡身体と心の性が異なる人
身体は男性だが、心は女性の人(Mtf)
逆に身体が女性で、心は男性の人(Ftm)
Transsexual
➡すでに性転換している人
Two-spirit
(トゥースピリット)
➡男女の性格を同時に持っている人
Queer
(クィア)
➡性自認・恋愛対象が定まっていない人
もしくは、意図的に定めていない人
性別・対象を定めるのではなく
自分を『人間』として見ている人
Questioning
(クエスチョニング)
➡性自認・恋愛対象に
疑問を持っている人
以上がLGBTTTQQのご説明です!
「自分はこれかもしれない」
もしくは
「あの友達がいってたのはコレか」
など、思い当たるものがありましたか?
残りの『IAAP+』に
ついてのご説明をします!
どれもよくわからないし
自分には
当てはまらない気がする…
なんかあまり
しっくりこないな…
そんな人は、
次の記事も見てみてください!☺
自己紹介【LGBTQでも自由に恋愛をできる日本に】
おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!☺
LGBTQカウンセラーの
かなたです。
このブログに辿り着いてくれて
ありがとうございます。
これからこのブログでは
私が経験してきた過去を踏まえ、
皆さんの心のモヤを
晴らしていきます。
今日は、初投稿なので
自己紹介をさせていただきます。
今、私は東京に住む23歳です。
そして、レズビアンです。
自分が同性愛者だと気付いたのは
中学2年生の頃です。
中学校の私は
かなりボーイッシュな
格好をしていました。
男性よりも女性にドキドキしたり、
「付き合ってみたい」と思う相手も
みんな女性でした。
でも、この感情は
押し殺さなければならないものだと
思っていました。
それは、
『自分は普通じゃない』
と思っていたからです。
・好きになってはいけない…
・異性を好きにならないと…
・誰にも言わずにこの気持ちは消そう…
そう思いながら過ごしていました。
しかし、
中学2年生の後半から、
私は虐めに合いました。
あいつ、
性同一性障害らしいよ
触られたら
うつるんじゃない?
そんな噂を流され、
部活の仲間全員が私を避けていました。
『この感情はおかしい…』
『友達なんかできずに
ずっと独りぼっちで暮らすんだな…』
『自分は変なのかな…』
『好きな人に好きと伝えることも
一生できずに過ごしていくのかな…』
そう思うようになりました。
この虐めは、
中学校を卒業するまで、
ずっと続きました。
約1年半の間、避けられ続けて、
ずっと独りで過ごしました。
そして、高校に入学してからは
『もう虐められたくない』
という一心で自分を隠すように
『髪の毛を伸ばして、
レディースの服も着よう…』
と思っていました。
それでも、
本当はレディースなんて着たくないし
髪の毛を伸ばすのもめんどくさいし
なにより、自分をごまかすのは嫌でした。
そんな1年生の夏に
同性の先輩から
アプローチを受けました。
最初はとても驚きました。
『怖くないんですか?
同性と付き合ったりしたら
虐められますよ。』
そう聞くと、先輩は
虐められるのなんて
怖くないよ。
好きな人と恋愛してるのに
悪いこと1つもないじゃん。
それに、私の友達は
虐めたりするような子
絶対いないから。
先輩のこの言葉を聞いて、
初めて自分を認めることができました。
同性を好きになっても
いいんだ!
おかしくなかったんだ!
と思えるようになりました。
そして、先輩のように
"信頼できる友達"が欲しい
と思うようになりました。
そして、本当に仲のいい友達には
私がレズビアンであることを
カミングアウトしました。
ありがたいことに、
ほとんどの友達が
『何でもっと早く
言ってくれなかったの?』
と言ってくれました。
私の高校生活は、
充実したものとなりました。
しかし、その充実していた時期も
社会に出ると大きく変わりました。
社会というのは、
同年代ばかりではありません。
古い考え方を持っている人が
たくさんいます。
『早く結婚しなよ』
『彼氏いないの?』
『女の子なんだから・・・』
そんなことばかり
言われるようになりました。
そして、
一番理解してほしい親からも…
『いつになったら
花嫁姿が見れるんかね??』
と言われるようになりました。
内心、「ごめんなさい…」と
毎回思っていました。
私は結婚もできないし、
子どもは産まない。
こんな罪悪感を抱えながら
両親と接していました。
何度も何度も言おうとしました。
その度に勇気が出ずに、
「また今度」「次会った時」
と、引き延ばしてきました。
そして、
21歳の頃に付き合っていた恋人と
「これからもずっと一緒にいる」
と思った私は、
両親へ
カミングアウトすることを
決意しました
何度も勇気が出ずに失敗しました。
最終的には
手紙で伝えました。
両親は、
『貴女が幸せならそれでいい』
『もう1人、娘が増えたね』
と、認めてくれました。
とても嬉しい気持ちと
両親への感謝の気持ちが溢れ、
この人達の子どもで良かったと
心の底から思いました。
改めて考えた時に、こう思いました。
言いたいけど
言えない人たちって
たくさんいるんじゃないかな?
誰にも言えずに
苦しんでいる人を支えたい
せめて好きな人には
好きと伝えてもらいたい
中学の私のように
気持ちを
押し殺して欲しくない!
だから私は、
カウンセラーとして活動しよう!
と思いました。
誰でも私と同じ様に
カミングアウトできるのかな?
そう思った私は、
新宿二丁目で仲良くなった
同い年のKの話を聞きました。
Kは、私と似た境遇の子でした。
中学校の時に虐められ、
社会に出ても上司や同僚から
「彼氏いないの?」
「結婚しないの?」
と言われ、
毎日ストレスを感じていました。
『自分は好きでもない人と
結婚するのかな?』
『もうこれ以上
自分を押し殺して
過ごすのは嫌だ!』
『家族や友達、会社にも
本当のことを言って
今の状況を変えたい…!』
そんなKに
まずは私がカミングアウトについて
ゼロから教えました。
・カミングアウトの意味
・カミングアウトされた側は
どう思うのか?
・カミングアウトのタイミング
・勇気を振り絞るための一歩
Kがカミングアウトできるように
カウンセリングをしながら
サポートしました。
1か月後、
Kから1本のLINEが…
母親に
カミングアウトすることが
できたんです!
それからKは、
会社の人や高校の時の友達にも
カミングアウトをして
暮らしやすい環境になりました。
あなたもKと同じ様に
人生を変えることができます。
これから、あなたの人生の中で
辛いことやキツイこと
投げ出したくなること
たくさんあると思います。
そんな時は、
私に支えさせてください!
全力でサポートさせていただきます。
閲覧、ありがとうございました!
これからも、投稿を重ねていきます。
よろしくお願いします😀